お知らせ


こんにちは!
漢方つむぎ堂の小倉駅前店、相談員の居川です。

最近、マイクロブタというペット用のブタちゃんを飼い始めました。
ブタちゃんは人懐っこく、頭が良く、きれい好きと言われていますが
本当にその通りで、毎日癒されています。

『癒し』と言えば、日本人はどこか自分に厳しく
自分を犠牲にしてまで頑張りすぎてしまう傾向があるように感じます。

心も体も上手に癒して、毎日をイキイキと過ごしたいものですね~
という事で、本日のテーマは腸を癒す【発酵食品】のお話しです。


発酵食品の魅力


さて、発酵食品と聞いて、まずどんなものが思い浮かぶでしょうか?
腸に良さそう、乳酸菌が取れそう・・・など、体に良さそうなイメージが浮かぶのではないでしょうか。

発酵食品の魅力は大きく3つあります。

① 保存力が高まる。
・菌の世界では、ある菌が一定数増えると、ほかの菌は繁殖出来ない為、発酵菌が増えれば増えるほど、腐敗菌を寄せ付けません。また、発酵により生まれる乳酸や酢酸、アルコールなどには、殺菌効果があり保存性が高まります。

② 美味しくなる
・発酵により、デンプンは甘いブドウ糖、タンパク質は旨みを持つアミノ酸に分解されるなど、様々な成分が生まれ、もとの食品に独特の風味が加わります。日本が誇る調味料の味噌や醤油も、発酵から生まれた味と香りです。

③ 栄養価が大幅にアップ
・菌の働きで食品の栄養素が増し、新しい成分が生まれ、消化吸収も良くなります。納豆は煮大豆よりもタンパク質の吸収がよく、ビタミンB2は6倍、葉酸は3倍、ビタミンKは50倍以上に増え、発酵によりビタミンの補給源としても優秀に。

(Life is  Macrobiotic 発酵力Ⅱ 参照)

使わないと損!と思えるくらい、嬉しい効果が並ぶ発酵食品ですが、具体的にどんな影響をカラダに与えるのでしょうか?

菌の力で老化の原因を減らす

アンチエイジングの要は、老化の主な原因になる活性酸素を除くことです。
活性酸素により細胞が酸化されると、細胞膜の脂質が酸化されて変質し、遺伝子も傷ついてしまいます。その結果、細胞の変異や細胞死が起こり、白髪や肌のシワやシミ、物忘れ、動脈硬化やガンなどの病気が起こりやすくなると言われています。

活性酸素による酸化を抑える、抗酸化作用を持つのはビタミンA、C、E、ポリフェノールやフラボノイド、カロテンなど。
発酵食品を摂ると、発酵により、抗酸化作用の働きを大幅にアップさせることが出来るので、野菜のぬか漬けやザワークラウト、味噌やテンペ、ワインなどは強い抗酸化作用で老化の防止に役立ちます。
特に、味噌や醤油などの発酵食品は長期熟成の過程で褐色していきます。(=メイラード反応)それによって生まれるメラノイジンという褐色色素は、強い抗酸化作用と活性酸素除去作用を持ちます。
普段から、天然醸造の味噌や醤油を使えば、アンチエイジング効果を期待できます


手軽に菌活!


良いとは分かっていても、毎日摂るのは難しいという方へ
漢方つむぎ堂では、忙しい方でも、手軽に菌活が出来る『悠楽然 酵素』を取り扱っております。原料集めから3年かけて大切に作られた酵素で、75種類の植物発酵エキス+クマザサエキス配合の粉末タイプの酵素です。
1日2包を食前に服用がおススメです。
風味が良いので、水なしでも美味しく飲むことが出来るのも魅力です。
60包入り ¥4860‐で、漢方つむぎ堂各店にて販売しております。

高温多湿の日本では、食品が傷みやすいことから、いかに保存できるか、いかに不足する栄養素を補うか、を必死に考えてきた結果、発酵の力を利用することに辿りつきました。今月は、そんな先人たちが残してくれた、素晴らしい発酵のパワーを存分に体感できるコーナーを作っておりますので、どうぞお気軽にご来店下さいね♪