生薬と養生の豆知識


前回のおさらい

マクロビの基本は「食」

 実践していくうえで大切な3つのキーワード。

「身土不二」「一物全体」そして「陰陽調和」

1回目2回目の中で

「身土不二」 その土地のもの、旬のものをいただくという考え

「一物全体」 ひとつのものを丸ごと食べるという考えをお話しました。

 

今回は最終回

「陰陽調和」とマクロビ食で気をつけていただきたい事についてです。

東洋医学の世界観

「陰陽調和」とは東洋の伝統的な世界観で

食べ物にあてはめて考えると、体を締めるもの、体を温めるものは陽性で、毛穴をキュっと締め冷えないようにしています。寒い地方の方は漬物も塩辛いですよね。

緩めるもの、冷やすものは陰性です。逆に毛穴を緩め、熱を逃がします。暖かい地方の方は果物やコーヒーなど、食べて体の熱を取っているんですね。

暑い季節には陰性の食べ物、寒い季節には陽性の食べ物が向くなど、陰陽のバランス、調和が大切という考え方です。

身体を温めることも、冷やすこともどちらもせずに、身体のバランスを保ち、軸となる中庸という性質があります。食事を摂るなら、是非、中庸のものを摂って頂きたいです。

ちなみに、「中庸」のところに、主食の玄米が入っています。

そこが体を作る上で軸となるところですので、しっかり主食を摂ることが大切です。

くすると書いて・・・主食。

主食が大事なのです。

マクロビ食で気をつけたい事

一般的に、マクロビオティックの食事法では肉類や乳製品は避けられ、魚介類は控える傾向があります。
基本的な栄養は穀物と野菜から摂取しますが、どうしても不足しがちな栄養素があります。
それが「たんぱく質」や「鉄分」です。
たんぱく質は豆類が理想ではありますが、
卵、鶏肉などから摂取し、健康的に無理せず続けることをオススメします。
私も以前のようなストイックなことはせず、
お肉も甘いものも適度に楽しみながら、玄米生活を続けてみようと思います。

漢方つむぎ堂の漢方専門相談

巷にはたくさんの健康法が溢れています。
水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食主義、熱めのお風呂に入るなど、数えきれない程存在します。

テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。

漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?

体質チェックは、10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。




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