生薬と養生の豆知識

漢方薬と民間薬の違いについて

そもそも漢方薬にはどのようなものが使われているのでしょうか?
漢方薬で使われているものは、植物(草根木皮)が大部分をしめますが、鉱物・動物等多くの生物が使われ、生薬(ショウヤク)と呼ばれています。
生薬の種類は実に5000種以上ありますが、その生薬が持つ特性(身体を暖めるのか冷やすのか、身体をゆるめるのか引き締めるのか等)により使い分けていきます。

ウーロン茶、どくだみ、はとむぎ等も漢方なの?
漢方薬は神農本草経や傷寒雑病論、黄帝内経等の体系的に学術的な書物にまとめられ、そのほとんどは何種類もの生薬が組み合わされ、体質別、病気別にきちんと分けられたものです。
「ウーロン茶」はあくまでも「お茶」ですので、漢方ではありません。
どくだみ、はとむぎに関しては、「漢方薬」に対して、「民間薬」と呼ばれます。

具体的には・・・
民間薬は、漢方薬のように生薬を組み合わされず、単独で用いられます。

1、効能効果が現代医学でも認められているものも多いのですが、伝承的に伝えられてきたもの(はとむぎはイボとり、どくだみは、便秘や皮膚病など)がほとんどです。日本でいうならおばあちゃんの知恵袋といった感じで、伝統的に使われてきた薬草の事です。

2、民間薬の多くはお茶代わりとして服用されてきているので、作用が穏やかなものが多いです。(但し、センナのように強い作用を示すものもあります)

上記3つが漢方薬と民間薬の違いです。
簡単に言ってしまえば、漢方薬は「薬」、民間薬は「お茶」と概ね言う事ができます。
広い意味ではどちらも漢方には含まれますが、厳密に言うと漢方薬は漢方薬、民間薬は生薬ではあるけれど漢方薬ではありません。

現在、何かの症状でお悩みであり、改善していくためにしっかりとした効果を求めるのであれば専門のところで相談されて体質に合わせた「漢方薬」を服用されることをお勧めいたします。


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サンキュー漢方つむぎ堂の改善例です。