身体を温める飲み物と冷やす飲み物のお話し

飲み物の性質について
緑茶に紅茶、ほうじ茶、コーヒー、ホットミルクと寒いときに飲むものは人それぞれ、様々あるかと思います。ホットにすれば、身体が温まって良いかというと、決してそうではありません。
飲み物が持つ性質が身体を温めたり、冷やしたりします。ですので、身体が本当の意味で体があたたまる飲み物って意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
漢方の考え方では、色の薄いもの、たとえば緑茶やホットミルクはカラダを冷やすといわれています。また、南国で栽培されるコーヒーも身体を冷やします。
特にコーヒーに関わらず、暑い国で実るような食べ物は陰性と呼ばれ、体を冷やす性質を持つ場合が多いです。日本でも、夏に収穫できるような、ナスやピーマン、スイカなど夏に採れて美味しいものは、身体を冷やすので、夏の暑さで火照った体を涼しくさせてくれます。
冷やすものとは反対に、身体をあたためてくれる陽性の飲み物は、紅茶やほうじ茶、黒豆茶に黒玄米茶などです。茶葉を焙煎したり、発酵させているような飲み物は性質として、身体をあたためたり、どちらもしない中庸(ちゅうよう)と呼ばれるのものが多いです。
また、漢方の生薬でも使われ、古くから身体をあたためる食材として有名なのが生姜です。こういったものを飲み物に入れると身体を芯からあたためてくれます。もうひとつ生薬でいうと、シナモンティーなどに使われるシナモン(桂皮)も温める効果のある生薬です。ホットミルクやコーヒーを飲むときは、シナモンをプラスするのも
気を付けたいのは甘みをつける時です。基本的に糖分は身体を冷やしますので、できるだけ甘さは控えめにしましょう。
どうしても甘みがほしい時は、白砂糖ではなくメープルシロップやハチミツや黒糖、てんさい糖のなど方が身体への負担が少ないことと、白砂糖のように、身体を冷やしたり、ビタミンの吸収の妨げになったり、アレルギーや糖尿病を誘発する心配も少なくオススメです。
体質や症状で選べるお茶シリーズ
漢方つむぎ堂では、お客様の体調や体質に合わせたお茶として、漢美健茶(かんびけんちゃ)シリーズをご紹介しております。
漢美健茶は、佐賀の漢方専門薬剤師が考案しブレンドしたお茶で、6種類の中からお選びいただけます。
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毎日口にするものから、ご自身の体質に合わせて変えていくことが身体の元気に繋がります。漢美健茶は、お近くのつむぎ堂にてお試しができますので、お気軽にお問合せください。
漢方つむぎ堂の漢方相談について
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水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食主義、熱めのお風呂に入るなど、数えきれない程存在します。
テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。
漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
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まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?
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