レポートReport

白石亜希さん/長崎大学

高校生の頃から興味があった漢方薬。薬局実習では漢方の中でも粒状のエキス製剤しか取り扱いがなかったので、生薬を調合する煎じ薬に触れたのは今回が初めて。その奥深さと同時に患者さんとの対話を重視する姿勢に関心を持ちました。一般的な服薬指導は10分程度ですが、サンキュードラッグに併設する漢方・みず堂薬局では1時間以上も患者さんと向き合うのだとか。私もロールプレイで相談役を体験しましたが、病状を探ろうと話しを掘り下げていくと、生活習慣をはじめ、家族構成や身近に起こった出来事、病歴など、患者さんのプライベートな部分にかなり立ち入らなくてはならないことを実感。最後に薬剤師の先生が仰った「この向き合い方が薬剤師の最たる姿」という言葉が胸に残りました。
インターンシップ最終日のグループワークで私の班はこれからの薬剤師像について「外へ出て行ける薬剤師」と位置付け。「末期ガン患者の方の旅行に薬剤師が同行して薬の管理をしてはどうか」など柔軟な意見が次々出たのも、様々な業務体験を経て皆がそれぞれに考えるところがあったからだと思います。私も薬の専門知識に加え、プラスαのケアを考えられる薬剤師を目指したいと思いました。