レポートReport

竹川博さん/福岡大学

ドラッグストアと聞くと「生活用品を販売しているお店」というイメージが強かったのですが、今回のインターンシップで認識は180度変わりました。単に薬の説明と販売をするのではなく受診勧奨まで視野にいれたOTC薬の提案、血糖値やコレステロール値などの測定を踏まえたセルフメディケーションの推進、また、高齢者施設へ出向き、患者さんの体に直接触れてバイタルサインの測定を行っていることも驚きでした。薬剤師が行うフィジカルアセスメントについて存在は知っていたものの、すでに体制が確立している現場があり、患者さんお一人ずつの顔と名前、病状まで把握した薬剤師が患者さんとしっかりとした信頼関係を築いている。薬剤師が担っている役割の大きさに「自分に務まるだろうか」と不安を感じた反面、「ここまで任せてもらえるのか」と将来の夢も膨らみました。
「北九州市は日本で最も高齢者比率が高い都市。だからこの街で地域医療や高齢者の健康維持にドラッグストアが貢献できることを実証できれば日本の高齢化社会のモデルケースになる」――平野社長のお話しも深く胸に響きました。今回の経験を経て、進路の選択肢が一つ増えたことも大きな収穫でした。