レポートReport

箱田裕貴さん/福山大学

インターンシップ求人を探していたとき、業務内容に「フィジカルアセスメント」「漢方相談」の文字を見つけて興味を引かれました。患者さんのバイタルサインをとる、今はめずらしくても今後の薬剤師に求められる領域ではないかと思ったからです。血圧測定をはじめ、心音、肺音、腸音の聴取も大学の授業で一度やったきりで高齢の患者さんを相手に行うのは初めて。学生同士の練習とは何もかもが違いました。寝ている方にはまずベッドから起き上がってもらわなくてはならないし、血圧を測ろうと腕を取ればものすごく細い。肺音を聴くために「大きく息を吸い込んで…」といっても僕らのように胸いっぱいにはなかなか吸いこめない。行動が制限されている患者さんを相手にする、これが現場なんだと実感することの連続でした。また、漢方相談では患者さんとの対話から病気の原因を掘り起こしていくロールプレイを体験。本人が認識している部分とは別に根深い原因が潜んでいるのではないか、生活習慣などを聞き出して解決に結びつけていくのがとても難しかった。
様々な経験をさせてもらい、ただ資格を持っているだけではない、自分からはたらきかけのできる薬剤師になりたいと思いました。