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第14回 『夏バテ診断と対策方法!』

相生店管理栄養士 矢田部

こんにちは。相生店管理栄養士 矢田部です。

最近はとても暑いですね。

暑いからといって冷たいものを食べ過ぎたり、冷房で冷えきった部屋で生活していると、「夏バテ」の症状が出てきてしまいます。

今回はそんな夏バテについてお話いたします。

夏バテについて

1.『夏バテって何?』
夏バテとは病気ではありませんが、「だるい・キツイ」と感じたり「食欲がでない」等の症状をいいます。人によっては集中力がとぎれたり、体重が減少したりする事もあります。

なぜこのような症状になるのかというと、暑くなると体は体温を保とうとして汗をかいたり血管を広げたりして体温を逃がそうとし、自律神経が働きます。その暑さに身体が耐え切れなくなり自律神経に狂いが生じてくると水分の循環がうまくいかなくなり、熱が出たり身体がだるくなってしまいます。

冷房の発達した現代では気温と湿度の急激な変化により自律神経のバランスが崩れて起こることが多くなっています。ストレスや睡眠不足なども原因となる事もありますよ。自覚がなくても体が疲れてしまっていることは多いのです。

あなたはいくつあてはまりますか?

2.『夏バテ度チェック』

なんだかよくわからないだるさを感じていませんか?
もしかしたら、アナタも「夏バテ」しているかもしれません。

夏バテチェックしてみませんか?


生活の様子 得点
夏はどうしても食事を作るのが面倒になる 1点
このところ、同じようなものを繰り返し食べている 2点
食事はあっさりしたものや、のどごしのよいものばかり食べている 3点
暑いので、つい火を使わない料理がおおくなる 1点
夏になってから、どうも食がすすまない 2点
のどが渇くので、ジュースや炭酸飲料などを1日1リットルくらいは飲んでしまう 3点
食欲がないときの食事は、すいかやアイスクリームなどですませることがある 3点
夏バテ防止に焼肉、うなぎの蒲焼、豚カツなどをよく食べる 2点
日中は暑いので動く気がせず、家でダラダラとすごしている 2点
10 汗をかかないように、水分はできるだけひかえている 2点
11 暑さに弱いので、部屋はクーラーをガンガンきかせている 1点
12 寝苦しいせいか、寝不足の日が続いている 2点
13 夜遅くまで、テレビを見たり、ビデオ鑑賞や読書を楽しんでいる 2点
14 昼食を抜いて、少し涼しくなる夜にまとめて食べる時が多い 3点
15 夏の晩は、仕事帰りについビヤガーデンに立ち寄ることが多い 2点

当てはまる項目の点数を足してみてください。
合計は何点になりましたか?

採点結果は?

8点以上のアナタは注意が必要です。


3.『夏バテ対策』

夏バテにならない為に早めに予防しておきましょう。
バテしまったアナタは無理せず以下のことに注意していきましょう。
予防・改善には食事・運動・睡眠がとても大切です。

食事編
  • 暑い夏からといって、冷たい飲み物を多く取ったり、甘いアイスクリーム等は冷えを増長させてしまいます。また、胃液が薄まり消化機能の低下もまねいてしまいます。 なるべく、冷たいものは摂らず暖かいものを摂るようにしましょう。 また、食事は量より質を考えて摂る必要があります。


  • <夏に必要な栄養素>

    たんぱく質

    筋肉や臓器を作り、酵素やホルモンにも関与
    (肉、魚介類、大豆、卵、牛乳など)

     

    ビタミンB1 糖質がエネルギーに変わるときに必要な栄養素
    糖代謝が悪くなると疲労物質が溜まり疲れやすくなってしまいます。
    (豚肉、大豆、大豆製品、うなぎ、玄米、など)

     

    ビタミンC 抵抗力を高め、ストレスを防ぐホルモンの働きを助ける
    (赤ピーマン、ブロッコリー、柿、柑橘類、など)

     

    ビタミンA 免疫力を高める
    (レバー、うなぎ、にんじん、かぼちゃ など)

     

    香味野菜 硫化アリルという成分がビタミンB1の吸収を良くするまた、その香りが食欲を増進させる
    (玉ねぎ、白ネギ、にら、にんにく、しょうがなど)

     

    ネバネバ食材 粘り成分が胃粘膜を保護し、たんぱく質の消化吸収を助ける
    (おくら、やまいも、モロヘイヤなど)

     

    酸味食材 食欲を増進させ疲労回復になる
    (酢の物、梅ぼし、レモンなど) 

運動編
  • 運動というと水泳やテニスなどハードなスポーツを思い浮かべてしまいますよね。しかし、そういったハードなスポーツをする必要はありません。夏バテ予防にも改善にも無理なくできて、しっかりとした有酸素性運動になる「ウォーキング」と、筋肉をつけ疲労の回復になる「筋肉トレーニング」がオススメです。


  • <ウォーキングのポイント>

    目線はまっすぐ前を向いて、腕を大きく振りましょう。自然なリズムで息が上がらない程度で歩くようにしましょう。まずは10分からでもかまいませんので、朝や夕方の涼しい時間帯にリラックスして行ないましょう。楽しみながら行なうことが一番なので、継続するためにご家族やご友人と一緒に歩くのもいいですね。


  • <筋肉トレーニングのポイント>

    筋力が衰えてしまうと、体力低下につながり疲労感を感じやすくなります。

    筋トレなんて今更・・とお思いかもしれませんが、筋肉を鍛えるのに年齢は関係ありません。100歳であっても筋肉はしっかりと鍛えることができますので簡単な筋肉トレーニングからはじめてみませんか?場所や時間を選ばずに簡単にできますよ。

睡眠編
  • 夏バテにはしっかり休むこともとても重要です。


    日ごろから疲れを溜めないためにはしっかりと睡眠をとりましょう。

    しかし、蒸し暑く寝苦しい日々が続いていますよね。ぐっすり眠る事が重要ですので、クーラー等を使用するのもいいでしょう。その場合は28度に設定し冷風が身体に直接あたるのを避けるようにしましょう。


    一晩中、冷風にあたり続けると身体の表面の熱が奪われ続けることになり、身体は体温をキープするためにフル回転することにり、かえって身体を疲れさせることになってしまいます。


    また、しっかりとリラックスしておくことも大切ですので、お風呂はシャワーで済まさずに少しぬるめの湯船にゆったりと入るようにしましょう。


    リラックス効果のあるラベンダーの入浴剤等を使うのもオススメですよ。

夏バテ時のオススメレシピ

参考文献
・NHK出版「今日の健康」テキストより

・「栄養の基本がわかる図解事典」監修 中村丁次(成美堂出版)

・healthクリック  http://www.health.ne.jp

・熱中症環境保健マニュアル  www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual/004.pdf

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